姫神ヒロ先生が描くヒューマンサスペンス漫画「姉妹逆転ゲーム」分冊版10巻(10話相当)がリリース開始。
紫ノ宮家の遺産を狙うスミレでしたが、リラの手によって協力者であった吉良が消滅。さらにスミレの希望であった愛息・椿までもがリラの手中にある状況を知っていきます。
そんな中で妹であるノバラは紫ノ宮家を調査。すると紫ノ宮家の背景に隠された悲劇を知る事に…。全ての元凶が紫ノ宮家である事を知ったノバラ。司馬と組んで紫ノ宮に対抗する事を決意していきます。
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姉妹逆転ゲーム【9巻ネタバレ】協力者に迫る黒い影で事態は急転!?
姫神ヒロ先生が描く姉妹の確執を描いていく人間ドラマ漫画「姉妹逆転ゲーム」第9巻。 DNA鑑定書を片手にリラを追い詰めていくスミレ。 紫ノ宮家の遺産相続からリラを排除しようと「ある言葉」を告げた瞬間から ...
姉妹逆転ゲーム【10巻ネタバレ】
ニュースにて協力者であった吉良が何者かに襲われて意識不明の重体になっている事を知るスミレ。脳裏に過るのはリラの顔…。椿を取り戻す為には吉良の協力が必要なスミレ。
吉良のいなくなった現状に焦りを感じていきます。
そしてお手伝いから呼び出されるスミレ。向かうとノバラ、リラと合流。どうやらリラが客人を呼んでいたのです。その相手は伊勢谷光。伊勢谷はスミレの息子である椿を抱っこして登場。
息子との久し振りの再会に涙を浮かべて喜ぶスミレ。同時に伊勢谷はノバラやスミレの事を心配していきます。
母親役を奪われてしまうスミレ…!?
しかし、母との再会でも椿はそっぽを向いた状態。ムスッとした表情を浮かべていきます。
『つっくーん♡おなかすいちゃったのかなー?』
横から入ってくるリラ。
そして椿はリラのことを『まぁーまー』と呼ぶことへ。
この事態に黙ってられないスミレ。リラから無理やり椿を奪い取ると椿は大泣き。そして伊勢谷とリラの背景が明かされます。実は2人は現在、恋人関係だったのです。スミレがいない間、椿の面倒を見てくれていたリラ。
母親役まで奪われてしまい居ても立ってもいられないスミレはその場から立ち去る事へ。
リラと交際している事を聞いたノバラ。伊勢谷を裏庭に呼び出して問いかけていきます。
『女性の中身を見てお付き合いされては?』
伊勢谷はリラがいい人。見た目で選んだ訳ではないと伝えていきます。また会社がピンチになった時も紫ノ宮の協力があったから立ち直れた事をノバラに報告。
しかし、そんな伊勢谷の物言いに苦言を施すノバラ。内心では伊勢谷もそれをわかっているのか…。立ち去ろうとするノバラを引き止めて…
『僕はどうすれば…』
そんな2人の親密な様子を隠れて覗いていた蒼衣…。背後から司馬もやってきて蒼衣にノバラと伊勢谷の関係を教えていきます。そして司馬は伊勢谷と蒼衣の気持ちを察しているのか…。蒼衣に忠告。
『うかうかしてられないね』
肩をぽんと叩いて立ち去っていきます。
紫ノ宮の裏の顔が暴かれていく…!?
様々な事が巻き起こって一人になりたかったノバラ。町に出て散歩する事へ。歩いていると老人から「紫ノ宮厳」に間違わられるノバラ。さらに老人から町の紫ノ宮グループのおかげで土地整備も行われて栄えている事を知っていきます。
無性に紫ノ宮家の功績について知りたくなったノバラ。図書館に出向き、紫ノ宮にまつわる過去の情報を探っていく事へ。
紫ノ宮グループの情報を調査していくと黒い噂も多く出てくる事に気づくノバラ。その中で目を引いたのが重役秘書である柊竜司(ひいらぎりゅうじ)の未成年女性暴行で逮捕された記事。
柊に関して、ノバラも幼少期に対面していた記憶があります。意外な事実を知って物思いにふけながら帰路についていると女性が救急車で運ばれる家庭に遭遇。周りの噂話を聞いていると、どうやら紫ノ宮を訴えようとしていた模様。
家主を心配して声をかけるノバラ。
すると家主はノバラを紫ノ宮厳と勘違い。許しを請うていきます。誤解を解いて何があった聞いていくノバラ。その中で家主は柊竜二に関する情報を持っており、ノバラに教えていきます。
柊竜二が捕まった内容は13歳だった紫ノ宮リラを暴行したからだと告げる家主。ショックを受ける中、歩いていると司馬が車でお出迎え。ここでノバラはさらなる裏事情を司馬から聞くことへ。
紫ノ宮家を潰す覚悟を決意するノバラ!
司馬に町に出て知った紫ノ宮家の悪い噂を伝えていくノバラ。司馬は柊竜司の事に関して口を開いていきます。
『柊竜司は俺の父親だからね』
『リラにハメられたんだ』
柊竜司が捕まった後の壮絶な人生を明かしていく司馬。彼は世間の重圧に耐える事が出来ず自殺していました。そして息子だった司馬は生きる為にリラの犬になって現在に至っていたのです。
『ノバラ…俺と組まないか?』
これ以上、紫ノ宮の犠牲者を増やしたくないと語る司馬。勝算はあるのか問いただすノバラ。そして2人を乗せる車は紫ノ宮家のエントランスへ。
タイミング良く、伊勢谷とリラもエントランスへ出てきます。対峙するノバラとリラ。そこでノバラが足を挫いて倒れそうになる事態。そんな彼女を支えるのが司馬。そして耳元で呟きます。
『覚悟はいいか…ノバラ』
司馬はノバラのおでこにキス。同時に鋭い眼光でリラを睨みつけていきます。またノバラも不敵な笑みを浮かべる事へ。
『お父さんごめんね…私、リラを…この家をぶっ潰す』
ここで第10巻は終了。次巻へ続きます。
姉妹逆転ゲーム【10巻の感想】
濃厚な内容だった第10巻。
リラが13歳だと中学生ですかね。その頃から悪女であった事も明かされていきます。彼女は何故、秘書の柊をハメて紫ノ宮から追い出したのか…。
黒い部分にはかなりの実力を持ちそうなリラにノバラ達は打ち勝つ事が出来るのか…。スミレとノバラで協力してリラを打倒して欲しいと応援してしまいます!
壮大になってきた姉妹同士のドロドロなヒューマンバトル、ドラマが繰り広げられる作品。ストーリーもしっかりと軸があり、お勧めの漫画です。興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
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