漫画「ウザすぎる女たち」ネタバレ！マウンティング・アイドル中毒・真似する女…恐怖の女オムニバス！

漫画「ウザすぎる女たち」はいっちょう先生、熊野いいね先生、太鼓先生の3人が各1エピソードずつを担当したオムニバス集。まさに『ウザすぎる女たち』の人間模様が描かれていく作品。

収録されている作品は結婚式場で壮絶なマウンティング合戦を繰り広げる表題にもなっている「ウザすぎる女たち」。人気グループ推しメンの為に人生を懸けて狂気の奉仕をしていく「推しメン中毒」、全てを真似してくる女に翻弄される「マネる女」といった3つのエピソードが収録されています。

各エピソード共に30ページ前後のボリュームながらストーリーが綺麗に纏められた女のヒューマンドラマ物語。結末は恐怖を感じたり、痛快だったりして非常に楽しめる漫画となっています！

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漫画「ウザすぎる女たち」ネタバレ

ウザすぎる女たち

ヒロインは美樹・28歳。
この日は祐介との結婚式。幸せ一杯の中、招待した友人の中に真由美が来ている事を知って顔が引きつっていきます。

ここから美樹と真由美の関係が明かされていく事へ。
真由美は大学のミスコンで優勝するほどの派手美人。頭と性格は悪いけど類まれなる美貌を持っていました。対照的に美樹は頭は良いけど地味…。

学生時代はお互いの足りない部分を補う形で親友といった形式を保っていた関係でした。見せかけの親友だったので美樹の内情としては常に見下してくる真由美に嫌悪感を示しています。

そして現在…真由美は高慢な性格故に独身。かたや美樹はイケメンの祐介と結婚となり優越感を味わう形へ。ちなみに真由美を結婚式に誘っていましたが来るとは思っていなかった為、最初に顔を引きつらせていた模様。

そんな中、見下していた美樹に先を越された事で嫉妬に狂う真由美は嫌がらせを開始。出し物に対してマウンティング。新郎の友人には色目。さらに新婦の席に座って新郎と会話などなど…。明らかな対抗心を燃やしていく真由美。

終いには嫌味満載の祝電を紹介する真由美。
遂に堪忍袋の緒が切れた美樹はワインは真由美の頭上からぶっかける制裁を…。結婚式は滅茶苦茶となり呆れてしまう新郎の祐介。そんな彼の元に正人といった男性が近づいていきます。

祐介と正人の会話を聞いていた美樹。どうも様子がおかしい…。そう祐介と正人はデキていたのです。祐介にとって美樹との結婚は自分達の関係をカモフラージュするための偽装結婚。

そんな事実を最後に知ってしまい泣き崩れていく美樹…。めでたし、めでたし。

推しメン中毒

ヒロインは29歳の独身OL・弥生（やよい）。
彼女は人気アイドルグループのマアくんこと袴田勝の大ファン。

勝の更新するSNSを逐一チェックしては彼が欲しいアイテムがあればプレゼントしようと必死に店舗を駆け巡っていきます。

そんな中、同じく勝ファンのライバルが登場。プレゼントしようとしたアイテムは先を越されて買われてしまう始末。次こそは負けないと意気込んでSNSをチェックしていると勝の欲しがっているアイテムは30万円の革ジャン。

さすがに1ヶ月分の給料より高い革ジャンの購入は億劫になる弥生でしたが、ある悪巧みを思いつく事に。それは会社で取り扱っているファッショングッズの廃棄品。これをフリマアプリで売り出してお小遣い稼ぎをしようと目論んでいきます。

彼女の目論見は成功。
勝が欲しがっていた30万円の革ジャンをゲットしてプレゼント。その革ジャンを来てSNSに写真投稿してくれる勝。ファンとしてこれ以上ない幸せを感じる弥生。

そんな弥生の勝に対する愛情はエスカレート。勝の住む住所を得てストーキングまがいの行動へ。そんな翌日、彼女は会社の廃棄品をフリマアプリに流している事がバレて処分を受ける事に。

もうプレゼントができない…でも勝に会いたい…。そんな気持ちから彼女は自分自身を郵便物として勝の住所に届ける事へ。

マネる女

続いてのヒロインは佳代、29歳。
彼女は化粧品会社に勤める一般人ながらSNSではちょっとしたプチ有名人。

そんな中、育休社員の代わりに入った派遣社員・里中清美に翻弄されていきます。最初は地味で負のオーラを纏っていた清美。しかし、少しずつ清美は佳代の真似をするように…。

ピアスに始まり、ファッションや髪型、メイクまで…。偶然にしては似すぎている…次第に話し方や仕草までコピーしていく清美。

気味の悪い清美に佳代は真意を問い詰めていく事へ。白々しい返答と共に自分の方がオリジナルだと主張する清美。やがて清美は佳代の婚約者である卓也を奪い取ろうと近づいていきます。

精神的に追い詰められていく佳代。
しかし、事態は急転。突如、里中清美の契約を終了したいといった申し出がある事に。部長から詳しい話を聞くと里中清美自体が名前も住所も経歴も全て虚偽だった模様。

突如、姿を消した謎のなりすまし女に恐怖を感じながら佳代の件は一件落着。最後に違うターゲットに目をつける里中清美のSNSが描写されて幕を閉じていきます。

漫画「ウザすぎる女たち」感想

各エピソード共に結末が予想外で衝撃と同時に見所になっている部分。現実にこんな女が居たら本当にウザいだろうなぁ〜なんて思ったり…ウザい女あるあるも散りばめられていて非常に楽しめる漫画になっています。

恐怖と衝撃が入り乱れるエピソード満載で刺激的なヒューマンドラマ漫画を求めている人にお勧めしたい作品。

試し読みも可能なので興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡

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