大人気SNS系漫画「SNSに○○女たち」シリーズ第9弾となる「SNSに惑う女たち」が配信スタート。今回は1冊に3つのエピソードが収録されています。ちなみに各エピソード毎に販売されている分冊版タイプもあり。
描くのはSNSシリーズではお馴染みとなった縛先生、廻先生。そして今回から新たにかみきわか先生が参戦。各先生が1エピソードを描いていくSNS炎上系オムニバス漫画。
今回、収録されている作品は以下の通り。
収録作品
- サバサバだから許してね♡
- 私、かわいそう
- あなたのために言ってるの
自称サバサバ系の無神経女、かわいそうを出汁にして自分に酔いしれるダメ女、後輩のSNSを監視してマウントを取るウザい女といった一般常識かけ離れたヤバイ女の生態が描かれていきます!
まずは試し読み!
漫画「SNSに惑う女たち」は電子書籍ストア「BookLive」にて取扱・先行配信されています!
SNSに惑う女たち【ネタバレ】
サバサバだから許してね♡
自称サバサバ系女子だと豪語する女・マキが主役。彼女は同僚が主催した合コンに半ば強引に参加。しかし、会場では付き合いで参加しているだけだと高嶺の花を気取っていきます。
合コンがスタートすれば同僚であるヒナ、ユイを見下して貶める言葉を投げかけていくマキ。正直、同僚の二人はマキのサバサバではなく無神経な発言に困惑状態。
合コンも暖まってくるとそれぞれがお気に入りの男性を見つける事へ。
ユイとマナブといい感じになっていくのだが、マキはトイレでユイに一言。
『ああいうのがいいんだ〜いちばん無くない』
こいつナニサマなんだ…といった発言にユイも怒りを露わにしていきます。この日は2次会もなくお開き。帰ろうとすると男性メンバーの一人、ミナトがマキと連絡先の交換を希望。
今回の合コンで最もイケてると感じていたミナトからアクションがあって内心では嬉しいマキ。その後も二人は連絡を取り合ってデートの約束をする事へ。
そしてミナトと初デート当日。
気合の入ったファッションで登場したマキにちょっと引き気味になるミナト。彼はマキは馴染みの地味〜な居酒屋へと連れて行きます。
『初デートで居酒屋はないわ〜』
不満が募っていくマキはここでも無神経な言葉を発していく事へ。お説教に近い言葉を受けていくミナト。彼の怒りは沸点へ到達。『うるせえよ』とマキに一言。サバサバしているのではなく、クドくて痛い女だと告げていきます。
見下していた男から屈辱を味わうマキ。
この怒りは合コンをセッティングしたユイ、ヒナに向けられていきます。
あんな低レベルの男が来る合コンは2度とセッティングしないで…こっちが迷惑だと伝えていくマキ。完全にプッツンしていくヒナとユイ。
無理やり付いてきて、さらに文句まで言われたユイ。今までの鬱憤を洗いざらい吐き出していきいます。そしてマキに痛恨の一言。
『あんたはサバサバじゃなくてただの無神経!』
それ以降、社内の女子グループでマキの居場所はなくなっていきます。それでもめげない彼女。おじさん連中と共に和気あいあいと談話を楽しんでいきます。細かい事はきにしないたちなのでコレで良し…といった具合でエピソードは終了。
私、かわいそう
廻先生が描くエピソード。
登場キャラは4名。雫、麻里、アヤ、有衣子の4人だ。彼女達は高校時代の仲良しメンバー。社会人になっても都合があえば女子会を開いている。
雫、麻里、アヤはそれぞれが自分の道を突き進んでいる中、一人だけ消極的であり、自分かわいそうオーラを存分に出しているのが有衣子である。
この有衣子…とにかく皆はお金もあって、趣味もあって、彼氏もいたりでいいよね〜でも私には何もないんだ…可哀想だよね〜と自虐的な一面を持っている。
社会人となって一層、拗れている有衣子に他3人は困惑状態。
そんな中でも彼女を見捨てずに新しい事に挑戦させて自虐的な性格を直してもらおうと奮闘していく雫。しかし、3人で色々と意見を出し合っても賛同せずに再び自虐していく有衣子。そのループであった。
再び4人で女子会。
有衣子は遅刻。その中で麻里、アヤは有衣子に対して怒りを露わにしていく。彼女に対して苛立ち、ムカつきがあるのになんで友達を続けているのか…。正直、雫も返事が思いつかない状態であった。
そんな中で今回の女子会もお開き。
会計の際、有衣子が慌ただしくしていく。財布を駅に落としたと言うのだ。今回は3人で会計を済ませておくから駅に取りに行ってきな〜と快く有衣子を見送る3人。
しかし、雫は気づいてしまう…。
有衣子のバッグに財布が入っており、店を出ていった彼女は薄ら笑いを浮かべていた事を…。
その後、さらに暴走していく有衣子。
雫、麻里、アヤの3人から不要な物を回収していく。そして指定した住所に不要物を送ってほしいと指示を出してくるのだ。有衣子がヤバイと称して3人が集合。
有衣子の悪巧みを暴いていく。
彼女は3人の不要な物をフリマアプリで出品。小遣い稼ぎをしていたのだ。さすがに怒りが収まらない麻里、アヤ。有衣子を呼び出して真相を聞き出していく。
『友達が頼ってるのに嫌がるなんて…私そんな友達しかいないんだ…』
呆れ返っていく麻里、アヤ。二人はもう有衣子と絶交する覚悟を決意していく。雫だけどうにかして彼女の心を変えようと最後の悪あがき。有衣子に遠回しに変わって欲しい事を伝えていく。
『は〜〜〜友達にみじめって言われるなんて、どれだけ私かわいそうなんだろ…』
雫の言葉はまったく有衣子に届かなかった。
そして雫も彼女を見捨てる決意をしていく。それ以降、雫、麻里、アヤの3人だけで女子会を開催。有衣子だけは相変わらず自分かわいそうオーラを出して生きていた。
あなたのために言ってるの
かみきわか先生が描くエピソード。
田中あゆみ(以下、アユミ)といった女性が主役。彼女はSNSをやっているがゆるくマイペースで楽しくやっていくことがモットーであった。
しかし、彼女のSNS投稿を目撃した同じ部署の先輩・佐藤が絡んでくる。
『わ、何その無加工写真…私なら恥ずかしくてできな〜い!』
佐藤は自分も同じSNSをやっているから相互フォローしようとアユミに提案。社内の先輩でもあったので断る事ができなかった。
そして始まっていく佐藤のマウントとSNSレクチャー。
佐藤はアユミにフォロワー数でマウントを取り、あなたのため…と称してSNSレクチャーをしていく。さらに常にアユミのSNSをチェックしており、仕事中であってもSNS談義に花を咲かせてお喋りしてくる状況。
アユミは仕事にも影響が出てきていたので佐藤の絡みにうんざり、困惑を示していた。
その後も「あなたのため」と称してSNSレクチャーを繰り返していく佐藤。あまりにもウザ絡みされてくるので精神的な疲れを感じていくアユミは仕事でミスも連発するようになっていく。
そんな彼女を見兼ねてフォローしてくれるのが同僚の河村くんであった。
彼は無理にSNSをやる必要はないとアドバイス。心のモヤが晴れていくアユミは元の自分らしい投稿に戻す覚悟を決めていく。そんな河村とのやり取りを影に隠れて聞いていた佐藤。
私が悪いみたいな言い方をされて屈辱を感じていく。
そして佐藤。
アユミと河村の関係を茶化すような言葉を投げかけていく。これには河村の堪忍袋の緒が切れる。仕事と関係のない事でお喋りばかりする佐藤に一喝。続いてアユミも佐藤の絡みが迷惑だとはっきりと伝えていく事へ。
その後、佐藤は勤務態度が悪かったので部署異動。彼女は異動先でも話題になっていた。SNSを通じて問題ばかり起こしていた佐藤。今宵も彼女は誰かと繋がってマウントを取る為にフォローのお願いをしていく。
SNSに惑う女たち【感想】
安定した三者三様のSNSを絡めた炎上系エピソードが描かれていく内容。個人的に印象が残って面白かったのは縛先生が描く「サバサバだから許してね」ですかね。ヒロインであるマキのムカつき具合が半端じゃなかったです(笑)
SNSに惑わされて非常識な行動をばかり取っていくヤバイ女3人が描かれる炎上オムニバス集。
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SNS系漫画の中ではトップレベルで面白い作品に仕上がっています!
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